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西亀有剣友会たより

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平成29年
平成29年12月23日
No207
  早いのもので今年も残すところあと一週間ほどとなりました。部屋の大掃除や新年を迎える準備をしていることと思います。
 さて11月は昇級、昇段審査がありました。無事に昇級、昇進した人、おめでとうございます。今回は残念だった人、次回に向けて稽古に励みましょう。
今回の審査では2人の四段合格者が出ました。大学生の平先輩と甲斐先輩です。これからは2人とも「先生」として子供たちに稽古をつけてくれることと思います。
また自身もさらに稽古を積んで、人間性を高めるとともに、指導力の向上を目指して欲しいと思います。
剣道の理念にあるように、剣道修行は、「人間形成」にあります。剣道を通じて心と体を鍛えることは、大人も子供も変わりません。
これからもそういった気持ちをもって剣道に取り組んで欲しいと思います。
 今年一年を振り返り、自分もまだまだ剣道の勉強をしなければならないと感じました。自分自身の練習方法、指導方法、審判法などです。
特に今年は審判を務めることが多く、審判法についてはもっと勉強しなければいけないと強く感じました。
やはり子供が一生懸命試合をしているので、審判も正確に行わなければいけないと思いました。
自分では有効打突を判断することができると思っていましたが、判断に迷うこともありました。しかし、審判を務めることで、自分の稽古や勉強になると感じました。
どうのようなタイミングで技を出せばいいのか、試合に勝つ人はどのような攻めや動きをしているのかというようなことを考えるようになりました。
中学生なると、練習試合などでお互いに審判を務めなければいけないこともあると思います。今後、黒澤先生とも相談して、中学生以上に審判の作法や動作を教えて実際に審判の練習をさせる時間も作りたいと思っています。
審判の苦労や難しさを実感することは自分の稽古にも役立つと思います 。
最後になりますが、今年は4月から松田先生の後を受けて、会長を務めさせていただきました。至らぬ点もあり、子供たちや、保護者の皆様にご迷惑をおかけしたこともあったと思います。
おかげさまで、大きな事故等もなく無事に今年を終えることができそうです。いつも剣友会の活動にご理解とご協力いただきましてありがとうございます。この1年の子供たちの成長を、ご家庭でも振り返っていただきたいと思います。
そして、これからも剣道を通じて子供たちの心身をさらに成長させることができるように活躍していきたいと思います 。今後ともご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
寒い時期ですが風邪などひかないように健康には十分に注意してください。
平成29年11月6日
No206
  秋の大きな大会も終わりました。先日の区民大会で入賞した中学生チーム・大人チーム・黒澤先生、おめでとうございます。
強い先生や、先輩たちがいるのでぜひ見習ってほしいと思います。
 今年もあと残すところ1か月余りになりました。君たちはそれぞれ今年の初めに目標を立てたと思います。
「大会で入賞する。」「昇級や昇段をする。」「稽古を休まずにする。」それぞれ達成できたでしょうか。
私自身の目標は「週に2回以上稽古に参加する。」でしたが、完全には達成できませんでした。
仕事の都合もありますが、急げば間に合いそうなときに、「もう遅くなったから今日はしかたないかな。」と 自分自身を甘やかした部分があったと思います。来年に向けての課題です。
 さて、先日仕事の関係でフリーアナウンサーの福澤明さんのお話を聞く機会がありました。その中で印象に 残った部分を紹介します。それは「神は細部に宿る」という言葉でした。
この言葉はスポーツの世界ではよく 使われるそうです。意味としては、日々の生活や練習の中で小さなことでも手を抜かない、ごまかさないことが、 最後の勝負の分かれ目に神が味方しえくれることになる、というような内容でした。
よく「神がかったプレー」などと聞くことがあります。しかし、それはその人が日々の努力したことが結果として 出たという事なのでしょう。逆に「誰も見ていないから」とか「このくらい大丈夫だろう」と手を抜いた人には、勝利の神はやってこないということではないでしょうか。
 これを自分たちの稽古に当てはめてみると、雑巾がけから始まり、ランニング、準備体操、素振り、足さばき、面をつけての稽古、整理体操と小さなことでも手を抜かずにやっているでしょうか。
また、それ以外にも、大きな声を出す、あいさつや返事をきちんとする。何気ないことですが、こういったことを手を抜かずに やっている人と、そうでない人では差がつくのだと思います。自分の稽古への取り組み方を再確認すると良いと思います。
 最後にみんなへの宿題です。今週から来週にかけて選挙や学校行事で稽古が休みになります。
休みが続くとせっかく稽古で積み上げたものが、元に戻ってしまいます。そこで、一日300本以上の素振りをしましょう
時間は自分で決めてください。例えば、朝起きたら100本、夜お風呂に入る前に200本でも良いです。
毎日続けると自分の力になります。ぜひやってください。
平成29年10月9日
No205
  だんだんと涼しくなって、稽古をしていてもずいぶん楽になってきたと感じる時期です。
さて、最近の稽古を見ていて感じたことを書きます。
まず、始めの挨拶で、君たちは稽古に来てお世話になる先生方にきちんと挨拶をしているでしょうか。
稽古の開始時間に間に合わない先生方にも、休憩の時などに「よろしくお願いします」と言っていますか?
また、遅れてきてもきちんと挨拶に行っていますか?知っての通り、剣道は礼儀を重んじる武道です。
君たちも稽古の始めに「剣道の理念」を声に出しているはずです。
「剣道の特性を通じて礼節を尊び」とあります。剣道をやっている君たちは、剣道の技術を身に付ける事も大切です。
しかし、私はそれよりも「人として当たり前のことを当たり前にできる人」になって欲しいと思っています。
この機会に自分の行動を振り返ってみて、できている部分は継続して、できていない部分は見直して欲しいと思います。
 そして、もう一つは声を出すことです。体操や素振りの時に先生方に「大きな声を出しなさい」と言われてからでないとできない人が多いように感じます。
とても残念なことです。
言われればできることを、言われるまでやらない人が多いのではないでしょうか。
やればできるのだから言われる前に自ら声を出すようにしましょう。
  私も仕事の関係で剣道以外のスポーツにもかかわってきましたが、必要な掛け声や返事ができる人やチームは強いです。
逆にそれができない人やチームはなかなか勝ち上がれません。
これからは「先生に言われる前に自分からやる」と言う気持ちをもって稽古に励んでください。
 最後に今月は区民大会があり、全員が参加します。また先生方大人も多数参加します。
日頃の成果をしっかり見せて欲しいと思います。日頃稽古をしてくれる先生方の応援もしてほしいと思います。
西亀有剣友会は子供から大人まで、みんなで頑張っている会だというところを感じられる大会になればうれしいです。
また、11月に昇級・昇段審査を受審する人も合格できるように自分の剣道を磨いてください。
大会も審査もうれしい報告が多くなることを期待しています。
平成29年9月23日
No204
  先日、木刀による剣道基本技稽古法と審判講習会に参加してきました。
まず、基本技稽古法については、普段何気なく稽古していますが、あいまいな部分があったと反省するところがありました。
幸い、西亀有剣友会では、松田先生が以前から基本技稽古法に取り組んでいたこともあり、子供たちも知っているし、動きも分かるというレベルだと思います。
これからは、「理解」して「実践できる」と言うまでになって欲しいと思います。
そのためには、指導者も真剣に学び、真剣に指導しなくてはと改めて思いました。
 次に、審判講習会についてですが、自分自身、子供の頃に試合に出た時に、自分の技に旗が上がらない事や、逆に相手の技に旗が上がったり、
「なんで?」「今のが?」と感じ、悔しい思いをしました。
しかし、自分が審判をするようになり、子供たちが悔しい思いをしないようにしなくてはと思うようになりました。
そして、今回講習会に参加してとても勉強になりました。
審判も人間ですから絶対に間違えないという事はありません。
だから誰が見ても一本になるような技を磨いて欲しいと思います。
審判をしていて旗を上げたくなるのはまずは気合が入って入ることです。
普段の稽古から大きな声を出すことを意識できると良いと思います。
   今後は、来月の区民大会、それから昇級、昇段審査があります。。
目標に向かい、納得できる結果がでるように努力しましょう。
また、日ごろお世話になっている先生方や稽古を応援してくれる保護者の方へのあいさつや感謝の気持ちを忘れないようにしてください。
平成29年8月19日
No203
  今剣友会では、稽古の始まりに一人の子供が前に出て、剣道の理念を大きな声で言うよになりました。
これは、人前で大きな声で話をする練習です。指名されたときは大きな声で返事をして、失敗しても気にしないで大きな声で言えるように練習しましょう。
  剣道は剣の理法(りほう)の修練(しゅうれん)による人間形成(にんげんけいせい)の道である。
  剣道修練の心構え。
  剣道を正しく真剣に学び
  心身(しんしん)を錬磨(れんま)して旺盛(おうせい)なる気力を養い
  剣道の特性(とくせい)を通じて礼節(れいせつ)をとうとび
  真義(しんぎ)を重んじ誠を尽くして
  常に自己の修養(しゅうよう)に務(つと)め
  以(もっ)て国家社会を愛して
  広く人類の平和繁栄(へいわはんえい)に
  寄与(きよ)せんとするものである。

 先月は大きな大会も含め、西亀の子供たちが大いに活躍してくれました。日本武道館での全国大会では
  大きな武道館で試合ができたことが、今後の稽古にも大いに励みになってくれたと思います。
来年は小学生も中学生もあの大舞台で試合ができることを目標に稽古に励んで、一つでも多くの試合ができるように
活躍してほしいものです。
 それから、ジュニアエンジョイ大会で準優勝した小野秀太君が、葛飾区の選抜メンバーとして9月3日に
行われる巣鴨大会出場することになりました。優勝を目指して活躍してくれることを期待しています。
平成29年7月8日
No202
 先日オリンピック・パラリンピックフラッグツアーに行き、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて 小池都知事や区長、それとアンバサダーとして昨年のリオデジャネイロオリンピックで柔道男子90Kg級金メダリストのベイカー茉秋選手の話を聞くことが出来ました。一部を紹介します。
ベイカー選手はピアノやサッカーをやってましたが、1年生から柔道を始めたそうです。
体が小さく、中学生三年生の時には全国大会に出場する選手の付き人だったそうです。高校生になるとやっと体が大きくなり、高校三年生で初めて全国大会に出場して優勝したそうです。
「苦しくても目標をもって続けることが大切です」と話していました。
 どんな競技でも同じことで、小中学生の時に日本一になった人が、大人になって日本一になるわけではありません。
逆に小中学生で勝ち進めなかった人が、高校や大学で日本一になることもあります。
たとえ今結果が出なくとも続けることでいつか結果が出る時が来るかもしれません。
剣道も勉強も自分なりの目標を立てて頑張りましょう。
 今月はジュニアエンジョイ大会があります。5月の区民大会よりも上位に進めるように真剣に稽古に取り組みましょう
また今月は中学生の道場連盟の全国大会、中体連の都大会、級審査会もあり、自分の普段の成果を出せるようにしてください。
平成29年6月14日
No201
 暑くなってきましたが、体調管理に注意しましょう。まずは十分な休養とバランスの良い食事です。
好き嫌いせず何でも食べましょう。特に朝食をしっかり食べて、学校の勉強も集中しましょう。
稽古でエネルギーを消費した後は、しっかりと食べてエネルギーを補給しましょう。 そして、暑い夏を乗り切って行きましょう。
 さて、先日の区民大会では、多くの入賞者が出ました。とても嬉しく思います。7月にジュニアエンジョイがあります。
今回の結果を上回るように、稽古に励んでください。剣道に近道はありません。毎日の地道な努力がいつか結果につながります。
例えば、毎日50本素振りをします。10日で500本、1ケ月で1500本、他人より多く振ることになります。
少ない数でも続けることが大切で「継続は力なり」です。
平成29年5月1日
 新年度が始まって一か月が経ち、新生活にも慣れたころだと思います。
慣れると同時に疲れも出て気も緩みがちになりますので、学校生活や剣道も気を抜かないようにしましょう。
 さて、今月は春季区民大会が行われます。
どの剣友会の選手も、「強くなりたい」「勝ちたい」という思いで稽古を重ねています。
西亀有剣友会でも、指導部長の黒澤先生をはじめ、君たちの指導をしてくださる先生は同じ思いで稽古に取り組んでいます。日ごろの稽古の成果を十分に出せるように、毎日の稽古を充実させ、大会に臨んでください。

平成29年4月1日
No199
 ご進級、ご進学おめでとうございます。
ひとつ学年が上がるということは、ひとつ責任が増える事だと思います。
自分の行動が後輩の見本になって行くように努力して行きましょう。
 先日は、中学三年生の追い出し稽古があり、先輩達は新たなスタートを切りました。
西亀有剣友会で鍛えた心と体で、困難な事を乗り越えてくれると思います。
小中学生も先輩達を見習い日々の稽古に励んで欲しいと思います。

会員募集

団旗「克己」

西亀有剣友会の手拭いには「克己」と書かれています。また、大会等に出場する時に掲げている団旗にも同じ文字が書かれています。克己とは【自分の感情・欲望・邪念などにうちかつこと】(広辞苑より)とあります。
「己に克つ、自分に打ち勝つ」という意味で捉えています。

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