西亀有剣友会のホームページは https://nishikameari-kenyuukai.blogspot.com/ に移転しました(2020.11)。

西亀有剣友会たより

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平成25年
平成25年12月1日
No169
三段以下審査会では、全員合格することができました。
全員満点の合格だと思います。四段からはもの凄く厳しくなります。
毎回の稽古をしっかり積まないと厳しいです。
まずは風格とか気品です。これは一朝一夕に身につくものではありません。
「千日の行も鍛といい、万日の行を錬という」言葉があります。
基本に忠実に繰り返し繰り返し体に覚え込ませるしかありません。
日々の稽古をコツコツと真剣に工夫しながら、
上の者から言われた事を素直に聞いてやるしかないと思います。
「継続は宝なり」私の知り合いの奥様が四段に昇段しました。
62歳です。47歳からの挑戦で21回目での合格だそうです。
苦節16年合格発表を見たとたん泣きながらご主人に「これで剣道やめないでいいね!」といったそうです。
この話を聞いた時、私も目頭が熱くなりました。
剣道は人生に絶対必要なものではないです。寒い日、暑い日、忙しい毎日、
稽古を頑張った自信などが自分の人生を充実したものにしてくれると思います。
どうしても目標が「段」になってしまい、充実どころか苦痛になってしまいます。
これはあきらめないで挑戦した者への神様からのご褒美だと思っています。
誰もが1度きりの人生、色んな事に挑戦するもよし、1つのことに集中して継続するもよしです。
先に生まれたからみんなより少し知っていることがあるので先生づらしていますが、
剣道をやっている者はみんな仲間だと思っています。
仲間が多い方がいい。だから継続してほしいと思います。継続は宝です。

平成25年10月1日
No168
台風18号が各地に被害をもたらしましたが、この地域はたいした被害もなく恵まれていると思います。
台風が去って一気に秋めいて参りました。
秋はまた試合シーズンです。試合は剣道を活性化するために必要ですが、
多過ぎの感がします。剣道で一番大切なのは試合で勝つことのようになってしまいました。
基本を繰り返して「剣道の理念」に少しでも近づきたいと思います。

平成25年9月1日
No167
中学生の全国大会では初戦で過去全国3位になったこともある大分県の三芳少年剣士会とあたり、
結果的には0-4の敗退ですが内容的にはあまり変わらなく感じました。
2年生主体のチームですからこれから1年間みっちり稽古すれば
全国でも通用するチームになると思います。積み重ねましょう。日々の稽古を。

平成25年8月1日
No166
安田の大会では予選リーグ1勝2敗と4チーム中3位でリーグを抜けることが出来ませんでしたが、
3年生2人いてこの成績は立派です。みんなずいぶんたくましくなったと思いました。
これからの暑い夏、自ら厳しい稽古に望めば立派な剣士になると思います。みんなの健闘に期待します。

平成25年7月1日
No165
道場連盟の大会では今回もご父兄の皆さまが早朝より武道館の前に並んで頂きありがとうございました。
お陰様で中学生団体の部が全国大会の切符を手に入れることができました。
これから1か月しっかり稽古して本番に備えようと思います。
相手に勝つことより、自分に負けない指導が中心になります。
まだまだ、もっともっと強くなれるはずです。
少し厳しい指導になりますがご理解とご協力お願いします。
田中實先生から堀口清先生の冊子を頂きました。
口数の少ない先生でこちらから色々と聞き出そうとしてもあまり答えてくれません。
今の剣道指導は事細かく指導しますが、私たちが始めた頃は「気合を出せ」くらいでした。
剣道の世界だけでなく全てがそうだったようです。
ある歌手が有名な作曲家の先生に弟子入りしたが、
半年たっても1年たっても歌のレッスンをしてもらえなかったそうです。
要するに、その先生の後ろ姿から学ばなければならなかったのです。
昔はドンコウ列車の時代、今は超特急の時代です。
昔の話をしても始まりませんが、その堀口先生の本に勉強になる良い言葉がたくさんありますので、
少しずつ紹介したいと思います。
「剣道は満々としたものがなければいけない。切れたものがあると映らない。
映るためには澄んでいなければならない。澄むには無心となることです。
濁らない四戒を無くすことです。満ちていないと一寸の乱れが隙になってやられてしまう。
満々としていれば即応できます。」
原文のままで難しいですが、剣道は気持の部分が大きいということだと思います。
気を満々として稽古に励みたいと思います。

平成25年6月1日
No164
渡辺正行剣道教室では、渡辺氏の意向で「おしゃべり」より、
沢山の少年と竹刀を交えたいということでお話よりも稽古中心のメニューでした。
180センチを超える大きな渡辺氏が腰を屈めて、
時には膝をついて子どもにメンを打たす姿はとても好感が持てました。
打ち合わせの時も気さくで素直な方でした。
「炎の体育会」等でもっと剣道を紹介して頂いて、活躍してほしいと思いました。
「自分の剣道」渡辺正行剣道教室のとき、基立の5段の先生に果敢に打ち込む小野君の姿がありました。
いつもの元気の良い小野君ですが、いつも通りに仕掛け技、応じ技を繰り出す姿に感動しました。
相手が誰だろうといつも自分が出す技を信じて、
打たれようが、返されようが行うことが「自分の剣道」なんだとつくづく思いました。

平成25年5月1日
No163
先生から共通して頂いた言葉が「真っ直ぐ」でした。
「真っ直ぐ」とは、竹刀も体も体の方向もみんな「真っ直ぐ」に行うということですが、
何をしてくるか解らない相手にいつでも「真っ直ぐ」に行くのは大変難しいことです。
心して稽古して励みたいと思います。

平成25年4月1日
No162
今年は冬眠していた虫などが動き出すといわれる3月の啓蟄を境に一気に春めいてきました。
体を動かすのに丁度良い季節になりました。
剣道も試合の予定がたくさんありますが、冬、寒さに耐えてがんばった成果を出すときです。
自身とは「自分を信じる」と書きます。
がんばった自分を信じて全てのことに向かっていってほしいと思います。

平成25年3月1日
No161
立春が過ぎて暦の上ではもう春ですが、まだまだ寒い日が続きます。
年度末をひかえ進学や進級等でお忙しいことと推察いたします。
西亀有剣友会も子供が少ない中で役員改選です。
仕事をし家庭を切り盛りしながら剣友会の仕事も大変だと思いますが、
これからの日本を支えてくれる子供たち成長を手助けしていただければと思います。
私たち指導陣も力の限り、人生に大切なやさしさと厳しさを植え付けて行こうと思います。
子供たちに理解してもらうのは無理ですが、
試合に勝つことが剣道で一番大切なことではないはずです。
西亀有剣友会のモットーである「心と体を鍛えて立派な人間になる」ことが
剣道で大切なことだと思います。
「剣道の理念」と「剣道修練の心構え」を毎回復唱しているのは今はわからないと思いますが、
毎回唱えることにより体にしみこんで何年か経って意味を理解してくれればいいと思っています。
剣道はあれが全てだと思います。

平成25年 2月1日
今月の剣友会たよりはお休みです。

平成25年 1月1日
No160
あけましておめでとうございます。皆様方のご健康とご武運をご祈念いたします。
本年もよろしくお願い申し上げます。
今年の冬も寒く、体育館の床はしびれるほど冷たいですが、子供たちは元気です。
我々指導陣も負けずにがんばりますので、ご理解とご協力よろしくお願いします。

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会員募集

団旗「克己」

西亀有剣友会の手拭いには「克己」と書かれています。また、大会等に出場する時に掲げている団旗にも同じ文字が書かれています。克己とは【自分の感情・欲望・邪念などにうちかつこと】(広辞苑より)とあります。
「己に克つ、自分に打ち勝つ」という意味で捉えています。

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