西亀有剣友会のホームページは https://nishikameari-kenyuukai.blogspot.com/ に移転しました(2020.11)。

西亀有剣友会たより

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平成22年
平成22年12月1日
No136  
11月は段・級審査の月でしたが、たくさんの昇段・昇級者が生まれました。
上の級・上の段に行くほど難しくなりますが、それ相応の努力と工夫が必要になります。
「ドングリの背比べ」の中で人より頭ひとつ抜け出すには、
人と同じ事をやっていてもだめです。 大人も子供も忙しい。
その中でどうやって自分の時間を作って稽古するかというところになってきます。
その「自分はこれだけやったんだ」が審査の当日、背中を押してくれます。
受かりたいだけでは簡単に跳ね除けられます。
その位に達せれば自然と段は降りてくるものだと思います。
神様は必ず見ていてくださる事を信じて私も含め、みなさんでよりいっそう精進しましょう。  
「脱力」 ボクシングで2階級制覇した長谷川穂積の強力なパンチ力と連打は
本当の脱力が出来るからだと解説者が言ってましたが、
剣道も一緒で 脱力と緊張の繰り返しですが、これも素振りや切り返し、
打ち込み等の数をかけなければ体得できません。行を修めましょう。(修行)

平成22年11月1日
No135  
区民秋季大会では役員さんはじめ皆様方にメンバー表の作成等でご協力頂き、ありがとうございました。
おかげ様で無事終了する事が出来ました。
私が事業部にいる限り春と秋の区民大会は担当になり皆様方には大変負担をお掛けしますが、
何卒よろしくお願い申し上げます。 
「だいこんに花が咲いた」 もう20年以上も前の話ですが「だいこんに花が咲いた」という
ローカル番組で放送したもののビデオを購入したことがあります。
宮崎県の山の奥に高千穂高校という当時全国では全く無名の学校が全国制覇する話ですが、
もうその当時から強豪高校は強い子を引っ張る「スカウト」が当たり前でしたが、
そこの吉本政美監督は一切しないで、地元の子だけを育てました。
大根役者が成長して立派な剣士になって全国制覇という大きな花を咲かせるのですが、
葛飾も他のところから集めている会もありますが、
今回葛飾区秋季大会で優勝した中学生団体は全員豆剣士の頃から西亀有です。
全国と区では規模が全然違いますが優勝するのは大変な事です。
良くやってくれました。西亀有の「だいこん」もすばらしい花が咲きました。

平成22年10月1日
No134  
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものですね。
記録的な連日の猛暑がうそのようです。 剣道日和です。気合を入れていきましょう。
この気合も工夫してみましょう。

平成22年9月1日
No133  
夏合宿では皆様方のご協力により事故や怪我もなく無事終了することができました。
ありがとうございました。これからも年間行事のひとつとして行いますのでよろしくお願い致します。

平成22年8月1日
No132  
ジュニアエンジョイの大会ではたくさんの入賞者が出ました。
おめでとうございます。
各部門大変接戦でしたが、上位にくい込む人はみんな打ちと踏み込みが強くて鋭いです。
先生や先輩の打ち間の入り方や打ち方、打った後の姿勢などをもっともっと研究して欲しいと思います。

平成22年7月1日
No131  
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」といって、
不思議に勝つことはあっても負けるときには必ず理由があるということです。
勝った後、どうやってあの技を出したのか覚えてない時があります。
相手との攻め合いの中で、今までやっってきたことが自然と体が反応したわけです。
逆に苦しい状況の中で、手元を上げてしまったなど負けた瞬間は鮮明に覚えているものです。
気持ちの部分が大きく左右するのが勝負の世界です。
その気持ちの部分で相手に負けないように普段の稽古を厳しくし、
チャンスに自然と技が出るように稽古しましょう。

平成22年6月1日
No130  
「死に物狂いは一生懸命に勝つ」オリンピックの金メダリスト柔道の山下選手の言葉です。
すごく厳しいところですが、生きるか死ぬかの「死に物狂い」まで自分を追い込まないと
解らない部分だと思います。
個人個人が精神的、肉体的に剣道のレベルアップをしなければ全国で戦うのは難しいです。
内容の濃い稽古を望みます。  
「惻隠の情」 葛飾区剣道連盟前会長故小林先生がよく使われた言葉です。
野球やサッカーは勝った時や手柄をあげた時にガッツポーズをとりますが、
なぜ剣道ではいけないのでしょうか。
相手を「思いやる心」が大切だからです。
負けた相手の気持ちを考えるとそんなことはできないはずです。
真剣で戦っていたころは相手は死んでしまうので、逆に手をあわせていたことでしょう。
竹刀の持ち方もこの手をあわせることの変化だとされているほどです。
野球のホームラン王の王選手もホームランを打ってダイヤモンドを一周する時、
一度もガッツポーズをとりませんせした。
それはガッツポーズをとると「戦いに負けた相手のピッチャーがかわいそうだろう」という
お父さんの言葉を守り通したのです。
これが日本人の美学だと思います。見かけの派手さや華やかさに迷わされることなく、
「真実一路」コツコツと目標に向かって努力して欲しいと思います。

平成22年5月1日
No129
一年間の修行の成果を試しに今年も京都大会に行って参りました。
この一年は自分でもかなり努力したつもりでしたが、自分の剣道が半分も表現できなくて残念です。
毎回、課題を持ち帰ってやり直しますが、難しいです。
やはり基本を繰り返し繰り返し行って、無駄を省いて行くしか方法はないと思います。
また今日からがんばります。
「気は早く心は静か身は軽く、目は明らかに業は烈しく」 この言葉は誰が言ったか忘れましたが、
剣道で大切な事がみんな書いてあるのでみんなもおぼえておくといいと思います。
「気は早く」は先をとるということ、(いつでも打てる状態)「心は静か」はあせらず、
あわてず、大きな心、「身は軽く」は上虚下実で力みの ないこと、
「目は明らかに」は見る目より観る眼を強く(遠くの山を観るように全体を観る)、
「業は烈しく」はチョコンと打つよりも気・剣・体を 一致して力強く打つことです。
みんなで工夫してみましょう。

平成22年4月1日
No128
梅が咲いて、桜が咲いて、いよいよ新年度の始まりです。
それぞれの学年の自覚をしっかり持って学校生活や家庭、剣道でも活躍してほしいと思います。
「勝利の影に計画あり」 スポーツのことなら何でもしっている、
スポーツコメンテーター二宮清純の言葉です。
孫子の「敵を知り、己を知らば、百戦危うべからず」と似た言葉で、ただ漠然と努力するよりも、
今日はここに注意して稽古しようと、 毎回計画して行った方が効果が大きいと思います。

平成22年3月1日
No127
先日行われました葛飾区剣道連盟主催1級・2級・3級の審査会では、
合格率が50%以下と非常に厳しいものでした。
着装、礼法、基本打ち等がしっかり出来ないとみんな落とされます。
これは個人の能力にも関係しますが、学習して体得するということでは剣道でも勉強でも、
また実生活においても同じことが言えると思います。
勉強の時間は勉強に集中する、剣道の時間は剣道に成りきるということが大切です。
人間が生きていくうえで大切な教えが剣道にはあると思います。
中学1年で1級、中学2年で初段が取得できるよう少し厳しくなるかもしれませんが、
西亀剣士として恥ずかしくない剣道を指導していこうと思います。
「本気の努力」 オリンピックの金メダリストで「平成の三四郎」と呼ばれた柔道の古賀稔彦の言葉です。
「がんばってる?」と聞くとみんな「がんばってます。」と答えますが、
じゃあ本気で努力したかというと疑問ですね。私は本気で努力しました。
だから金メダルは必ずとれると信じていました。だからみなさんも「本気の努力」をして下さい。
と言っていました。ここで言う「本気」も人によりいろいろだと思いますが、
もっともっと努力できるはずですよ、という意味だと思います。
努力も無限ですが、可能性も無限です。

平成22年2月1日
No126
2月に入ったとたん寒波ですね。雨でも雪でもみんながんばってます。
これからのみんなの「本気」に期待します。
「弱気は最大の敵」 プロ野球の広島東洋カープに昔、「炎のストッパー」として活躍した
津田恒実という投手がいました。私と同じ年ですが、
32才という若さで 病気のため亡くなってしまいました。
150キロを超える剛速球をバッターの胸元近くへ投げ込んでいく強気の投球は
ジャアイアンツファンの私でもほれぼれしたものでした。
その彼が大切にしていた言葉は「弱気は最大の敵」です。
マウンドへ上がる前にいつもこの言葉を自分に言い聞かせていたそうです。
こんなトッププロでも弱気になりそうな自分の心へ暗示をかけていたのです。
西亀有剣友会の会旗に書いてある「克己」も同じような意味です。
「おのれにかつ」「弱い自分にかつ」剣道も最大の敵は自分です。
「今日は疲れたから剣道にいきたくないなー」とか「こいつでかくてつよそうだなー」とか、
そういう風に思ってしまう自分の弱い心にうちかつ努力と工夫が大切です。
剣道に行きたくない時ほど早くに行ってみましょう。
行ってしまえばその日の稽古は半分合格です。
つよそうな相手の時ほど大きな声で発声してみましょう。
自分の弱い心がどこかへ逃げて行くのがわかります。
みんなのこれからの可能性は無限大です。ガンバレ!! 西亀剣士!!

平成22年1月9日
No125
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
今年も気持ちを入れて稽古しましょう。
今年は7月に西亀有剣友会の10周年記念大会も予定されています。
「脚下照顧」 よくお寺に行くと、玄関にかけてある文字です。
かんたんな意味は「はきものをそろえましょう」ですが
「あなたの足元はだいじょうぶですか。まちがった道をあるいていませんか。」と
問いかけている言葉です。剣道は「立禅」とも言われ、立って行う禅だといいます。
いつでも自分の剣道は正しく行っているのか見つめ直さなければいけません。
構えたときの左手の位置はだいじょうぶか、しゅもく足になっていないか、心はおだやかかと。
やはり剣道は大道をいかなくてはいけないと思います。
大樹のようにいまっすぐに、けっして枝、葉になってはいけません。まっすぐ捨て身で面を打つと、
そこを小手とか胴を打たれますが、「三麿の位」の習・錬・工をくり返せば、
いつかは誰でも打たれない面が打てると信じています。
基本に忠実に、いくつになっても基礎をおろそかにしないで、
勝っても負けても「西亀有の剣道はいいなー」と思われるような剣友会にしたいと思います。
そして「剣道は、なかよく、たのしく、自分に厳しく」
「あいさつと返事は元気よく」をスローガンに今年もよろしくお願い申し上げます。

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団旗「克己」

西亀有剣友会の手拭いには「克己」と書かれています。また、大会等に出場する時に掲げている団旗にも同じ文字が書かれています。克己とは【自分の感情・欲望・邪念などにうちかつこと】(広辞苑より)とあります。
「己に克つ、自分に打ち勝つ」という意味で捉えています。

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